山菜狩りに行く時間が無くて、スーパーのタラの芽を食い漁っています。メカニックの上野です。今回は、定期交換部品のタイミングベルトについてお話しさせていただきます。
みなさん“タイミングベルト”という単語は聞いたことがあると思いますが、実際に見たことのある方は少ないのではないでしょうか?
“タイミングベルト”は、一般的にエンジン上部のカムシャフトと下部のクランクシャフトの回転周期を一致させる役割を果たしているベルトです。このベルトが切れてしまうとエンジンに重大な損傷を与えてしまい、最悪エンジンを載せ替えないといけなくなってしまいます。
取扱説明書に交換時期や交換距離など掲載されていますが、物によってはその時期以前に劣化している場合もあります。劣化しベルトが伸びて偏摩耗してしまい、エンジン不調を起こしたりチェックランプが点灯したりする場合もあります。
写真はベルトが伸びて緩み摩耗している状態です。タイミングベルトの交換距離はメーカー推奨90000kmですが、当社では80000kmでの交換をお勧めいたしております(V6エンジンは120000km)。
そろそろ交換時期かな?距離は乗っていないけど年数が経っていて大丈夫かな?と思われている方、ベルトの張りの再調整をするだけでも寿命が変わってくることもありますので、お気軽にご相談ください。
12か月点検・車検での御入庫お待ちいたしております。